~医療サイト運営~ メドピア・ケアネット徹底比較分析

個別株分析

はじめに

ポイントまとめ

・メドピアは医師コミュニティサイト
・ケアネットは医療コンテンツ配信サイト

・収入源は両社とも製薬会社のマーケティング支援
・新規事業展開は確実にメドピアがリード
・ケアネットはコロナによる一過性の可能性有り
・おすすめはメドピア、PER高いのでそこは注意

こんにちは、マドレーヌです!

いつもブログを見て下さりありがとうございます。

好決算を出したメドピアとケアネット、両企業とも医療サイト運営がメイン事業になりますが、その違いはどこにあるのか?

気になったマドレーヌがしっかり分析してきたので是非見ていって下さい。

運営医療サイトの違い

メドピア

メドピアは「Medpeer」という日本最大級の医師専用コミュニティサイトを運営

「Medpeer」の特徴

・12万人の医師会員が登録
・利用できるのは医師のみ
・コミュニティサイトなので所属する医師間で情報をやりとり
・薬剤評価掲示板や、症例相談などのサービス

薬剤や疾患などのテーマに対して所属する医師が情報交換、つまり所属する医師の投稿・情報共有がそのままサイトのコンテンツになるのが最大の強み

参加者は医師のみに限定されるので、掲示板参加者の質が高く、有益な情報が飛び交うと考えられる。

参照:メドピア 2020年9月期決算説明資料

ケアネット

ケアネットは医療情報専門サイト「CareNet.com」を運営。

「CareNet.com」の特徴

・30万人を越える医療従事者が利用(医師会員17万人)
・手術動画や患者指導などの医療コンテンツを配信
・医療者の自己学習のための臨床医学動画の有料配信

会員数はメドピアよりも多い。
一方、常に最新かつ有益なコンテンツを配信する必要がある点がデメリット。

参照:ケアネット 決算説明資料

共通点

サイトのコンテンツは異なるが、ビジネスモデルは両社とも製薬会社のマーケティング支援である。

会員の集客方法が違うため、この二社上手く棲み分けできているように感じる。

直近決算の比較

今回は年間の決算で比較します。ケアネットはQ3決算ですが、通年の業績予想を修正しており後3ヶ月で大幅にずれることは無いと考え予想値を使います。

メドピア ケアネット
売上高 5311 5000
売上増加率 174 153
PSR 22.2 9.6
営業利益 1104 1300
経常利益 1130 1300
EPS(補正後) 35 57.8
EPS増加率 167 137

両者ともかなりの好決算ですね!ただ、売上高、epsの伸びで言えばメドピアの方が高いです。

1つ注目して欲しいデータがあります。

参照:メドピア 2020年9月期決算説明資料

参照:ケアネット 決算説明資料

上がメドピア、下がケアネットの売上高の推移になります。

メドピアは順調に成長を続けているのが分かる一方、ケアネットは去年ほぼ成長していないことが分かります。

このことから、メドピアはコロナを成長ドライバーにしている一方、ケアネットはコロナによる一時的な増収という感じが強い気がします。

今後の成長性について

今後の成長性について少し考えて行きます。

メドピア

メドピアは新規事業として
①プライマリケアプラットフォーム事業
薬局・クリニック向けアプリサービスの提供やそれらアプリを使用したオンライン診療。

②ヘルスケアソリューション事業
特定保健指導サービスや医師によるオンライン医療相談など

を展開しています。ヘルスケアソリューション事業は前年比1.8倍の売上高、プライマリプラットフォームも利用数が大幅に増大しており、今後も高い成長が見込まれます。

またドクタープラットフォーム事業の更なる発展の為PKSHAと提携しアルゴリズムを利用した新サービスの開発も目指しています。

ケアネット

ケアネットは医療ビッグデータを扱うMDVと提携発表し、製薬企業向けの新規サービスの開発を進める予定であります。

ただ、具体的なサービスなどはまだ発表されていないため少し出遅れ感は否めないです。

まとめ

まとめ比較表

メドピア ケアネット
サイトの形式 コミュニティサイト コンテンツ配信
サイトの将来性 利用者の口コミがコンテンツになるため将来性高い 最新かつ有益なコンテンツ配信が必須のためハードルが高い
サイトの新規サービス アルゴリズムを利用した新サービス 医療ビックデータを利用した新サービス
新規事業 薬局・クリニック向けアプリ・ヘルスケア事業(健康診断etc.) 開示された新サービスはなし
直近決算
企業の成長性 右肩上がりで成長 コロナによる一時的な増収の可能性
買い推奨か? 長期推奨 新サービス出るまで様子見

個人的見解

・メドピア
既存事業と新規事業どちらも素晴らしい成長を見せており非常に魅力的な会社だと思います。

一方、PER107倍、PSR22倍と相当期待値の高い会社でもあります。

今回の超絶決算(11/12)の翌日でも株価は-60円とほぼ値動き無しでした。

ただ、事業展開の速さ、新規事業の成長スピードなどを考えるとしばらく成長性は持続できると思っています。

個人的には長期投資するならお勧めできる銘柄です。

・ケアネット
今回は爆絶決算を出しましたが、昨年度成長率がほぼ0でした。

そのためコロナによる一時的な増収増益である可能性があります。

新規事業もまだ草案段階で何も決まっていません。

既存事業の成長性も限られてしまっているように感じます。

そう考えるとPER75倍、PSR9.7倍は相当割高と思っています。

また、信用取引の回転日数が1.9日と2日以下であること、信用倍率が3815倍であることから、来週再来週あたりに暴落の可能性があると考えています。

新規で入るなら暴落には気を付けてください。

私個人としてはメドピアのほうをお勧めさせていただきます。

最後に

比較記事いかがでしたか?

同じ製薬会社のマーケティング支援を収入源としつつも、サイト利用者を集めるための運営方法はかなり異なること理解いただけたでしょうか?

比較記事は初めての試みだったのでちょっとうまくできているか不安です。

皆様のお役に立てていればうれしいです。

次回はオンライン診療銘柄の比較を時間があればやりたいです。

ではまた次の記事で!

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