オニールの成長株発掘法 CAN-SLIM編 Part2

投資手法の紹介

はじめに

『How to Make Money in Stocks』

本書によってあなたは人生を変えることが出来る。あなたさえ望めば、誰もそれを止めることは出来ない。

オニールの成長株発掘法の冒頭はこのような言葉から始まります。

この本は過去125年にもおよぶ株式市場のデータを分析し、大化け銘柄に共通する特長をまとめた至高の一冊です。

ファンダメンタルとチャート両方からアプローチすることで高いリターンを生み出します。

この本のエッセンスを4つに分けて分かりやすく解説していきます。

オニールの成長株発掘法

オニールの成長株発掘法はファンダメンタルに基づくCAN-SLIMチャートの二つの方法で成長株にアプローチしていきます。
本日はCAN-SLIM編 Part1 ということで解説をしていきます!

勝つシステム CAN-SLIMとは

CAN-SLIMとは勝つための7つの要素の頭文字を取ったものです。

C(Current Quarterly Earnings = 当期四半期のEPSと売上)
A(Annual Earning Increases = 年間EPSの増加)
N(Newer Companies, New Products,etc =新興企業や新製品など)

S(Supply and Demand = 株式の需要と供給)
L(Leader or Laggard = 主導銘柄か、停滞銘柄か)
I(Institutional Sposorship = 機関投資家による保有)
M(Market Direction = 株式市場の方向)

ではこれらの要素についてさっそく見ていきましょう!

S(Supply and Demand = 株式の需要と供給)

重要ポイント

・常に需要と供給を意識
・浮動株の数が少ないほどプレミアがつき、株の価値が上がりやすい
・自社株買いによる供給の減少は今後の株価上昇チャンス
・負債は企業の利益を圧迫するので必ずチェック

解説
皆さん需要と供給という言葉は中学校で習いましたね?
え?そんな昔の事は忘れた?
では一緒に復習していきましょう

需要とはある商品・サービスに対して、設定された価格に対して欲しい人がどれだけいるかを示しています。

身近な商品であるキャベツを例にしてみます。(筆者が良く買うので笑)
キャベツ一玉が普段200円で買えるとしましょう。それが400円で売られていたらどうでしょう?高すぎ!って思うかもしれません。
つまり買いたいと思う人は減りますよね?これが需要の減少です。逆にセールで100円で売られていたら?もちろん買いたい人は増えます。
これが需要の増加です。つまり需要が増えるほど商品・サービスの価値は上がるわけですね。

次に供給です。普段200円のキャベツが400円で売れるならキャベツを作れば儲かる!と考える人がいるわけです。
そうなるとキャベツの生産量は増え、供給が増えるわけですね。しかし400円で買いたいという人は少ししかいません。
すると100円なら買うよ、という人のために値段を下げなければいけなくなるわけです。
つまり供給量が増えるほど商品価値は下がるわけですね。

上記2つのグラフを重ねると2つのグラフが交わる点(均衡点)が出てきます。これがキャベツにとって適切な値段になります。

株にも同じ事が言えます。需要つまり欲しい人が多いほど値段が上がり、また供給量が少ないほど株価が上昇するわけです。

では株の需要と供給の要因について見ていきます。

・発行済み株式数と浮動株
まず注目したいのは発行済み株式数です。
例えば発行済み株式数が50億株と5千万株ではではどちらの方が値上がりしやすいでしょう?
他の条件が全く同じであり、需要の増加が同程度(ex.新規購入需要が100万株)なら、5千万株の方が供給量が少なく値上がりしやすいですね。
さて実際に市場に供給され、私たちが取引出来る株式は発行済み株式数よりもかなり少ないです。
というのも経営陣などが保有している自社の株式を固定株といいこれは滅多に市場で取引されません。
よって、発行済み株式数からこの固定株を引いたものが浮動株となります。

浮動株 = 発行済み株式数 – 固定株

この浮動株が少ないほど供給量が少ないと言うことができ、需要が増えた際に値上がり幅が大きくなるわけですね。
言ってみれば供給量が少ないということが株に稀少価値をもたらしてくれる訳です。
また固定株の割合が大きいほど(大企業なら1-3%,中小ならそれ以上)株の値上がりが経営陣の利益に繋がるため、株価が上昇しやすくなります。

・自社株買い
公開市場で自社株買いしている会社は見込み有り!
市場の株の供給が減少するので株価は上がりやすいです。
自社株買いは企業が持つお金を自分の会社の株に置いておくことが一番良いと判断したということです。
つまり自社の成長が見込めるから自身の株に投資をしてるわけなんですね
しかし、これはあくまでCANを満たしている業績が優秀な企業に限ります。
間違っても倒産寸前(自己資本比率が30%以下は注意)の会社の自社株買いに惑わされないでくださいね!!

ということで株の需要と供給のお話でした!

L(Leader or Laggard = 主導銘柄か、停滞銘柄か)

重要ポイント

業界内で上位2-3銘柄を狙え!

・解説
上位2-3銘柄とは
×業界内で規模が最大、ブランド力がある
○四半期のEPS及び売上高の伸びがずば抜けており、業界内で新製品やサービスを提供

CANのNでも説明しましたが新商品や新サービスを出し、追い風の吹いている企業に投資しましょう!
例えばハイテクが強いからと言ってその分野ならどれでもいい訳ではないようです。
最近ならGAFAMが市場を牽引していたように、輝かしい業績で市場を引っ張る銘柄に投資すべきであるということですね。


同じ業界内でも100点の銘柄に投資することを心がけていきたいですね!

I(Institutional Sposorship = 機関投資家による保有)

重要ポイント

・優秀な機関投資家が少なくとも数社保有している株を買うこと
・直近の四半期で機関投資家の数が増えているか確認すること

・解説
株価を押し上げるには大きな買いが必要です。

たくさん買ってくれるのは機関投資家ですね!

機関投資家とは
投資信託、年金基金、ヘッジファンド、保険会社、大規模な投資顧問会社など大量の株を売買出来る組織のこと

えっ?機関投資家が入ってない方がまだ注目されてないからこれから上がるのでは?

いやいや、この世には一万を越える機関投資家がおり、それでも機関投資家が買っていないのは買わない理由がその銘柄にはあるのです。

むしろ機関投資家がいれば、あなたの銘柄選定はプロも認めてる!ということも言えますね笑。

機関投資家はこの世にたくさん存在しているので、既に機関投資家が入っていても上昇する可能性は十二分にあると言えるでしょう!

<機関投資家の質と数に注目!>
機関投資家の中にも優劣があるようです!

余裕があるなら機関投資家の成績を調査し、投資成績が優秀であるかを調べるのも重要です!

ほら、年末の格付けチェックとか最強のGACKT様と一緒ならほぼ勝ちでしょ笑

更に、直近四半期の間に機関投資家の数が増えてたらチャンスです!

それは今後の将来性を見込んで機関投資家が保有を始めている証拠になります!!

まとめ

振り返り

S(株式の需要と供給)=供給の少ない株ほど株価は上昇しやすい
L(主導銘柄か、停滞銘柄か)=業界内で上位2-3銘柄を狙うべき!
I(機関投資家による保有)=優れた機関投資家の保有する株を狙う

CAN-SLIMの中編、SLIについて紹介させてもらいました。

一つの株に対して見るべき箇所はたくさん有り、総合的に判断する必要性が良く分かりますね。

次の記事では行方不明のMについてお話しします

Mだけで1記事書けるほど内容が濃いので次回もお楽しみに!WE CAN DO IT!!

リンクを貼っておきます。投資を始めるなら読んでおいて損は無い本だと思います(^_^)

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