オニールの成長株発掘法 CAN-SLIM編 Part3

投資手法の紹介

はじめに

『How to Make Money in Stocks』

本書によってあなたは人生を変えることが出来る。あなたさえ望めば、誰もそれを止めることは出来ない。

あなたの人生を変えうる投資法をここでお伝えしていきます!

オニールの成長株発掘法

オニールの成長株発掘法はファンダメンタルに基づくCAN-SLIMチャートの二つの方法で成長株にアプローチしていきます。

CAN-SLIMとは勝つための7つの要素の頭文字を取ったものです。

C(Current Quarterly Earnings = 当期四半期のEPSと売上)
A(Annual Earning Increases = 年間EPSの増加)
N(Newer Companies, New Products,etc =新興企業や新製品など)

S(Supply and Demand = 株式の需要と供給)
L(Leader or Laggard = 主導銘柄か、停滞銘柄か)
I(Institutional Sposorship = 機関投資家による保有)
M(Market Direction = 株式市場の方向)

最後はM、成長株の株価上昇に深く関わる相場の見極め方について解説していきます。

この章を読み切れば、中長期的な相場の天井や底の見極めが簡単に出来るようになり、売り時や買い時を間違えてしまう可能性はぐっと減るでしょう(^_^)

ということで、最後のMについて解説していきます。

M(Market Direction = 株式市場の方向)

重要ポイント

出来高と強い売り抜け、強い上昇から相場を見極める!

<解説>
マーケット全体の動向は最も重要なポイントです。

株に触れたことがある人なら、マーケットの下落にほとんどの銘柄は抵抗できず値下がりするのは心当たりがありすぎるのでは無いでしょうか?

今回はそんな相場の転換点を見極める一つの手法をお伝えしていきます!

☆マーケットの天井を見極める方法☆

マーケットの指数を毎日確認

まず、確認すべきマーケットの指数を確認しましょう。

重要なマーケット指数
・S&P500 アメリカの主要企業500社の平均株価を示す
・ナスダック総合指数 若く革新的な企業が多く上場している。ハイテク中心

ダウやNYSEといった指標も紹介されてましたが、最近はこの二つが特に重視されていると思います!
また日本株のマーケットを探るなら、TOPIXが最も信用できると思います!

天井を打つ直前の大量売りを確認
天井シグナル

・通常の場合4~5週間に3~5日の売り抜け。
・やや短い2~3週間でも4日の明確な売り抜け。
市場が新高値を試し、6週間ほどの長い期間での売り抜け。

売り抜けとは?
上昇相場においてマーケット全体の出来高が前日よりも増加したのに株価指数がほとんど動かないもしくは下げて終わる場合、機関投資家による大量の売り抜けがあったことを示しています。

売り抜けは一つの指数で確認できたら十分です!

2007年のS&P500が天井をつけたチャートで確認してみましょう!
下のチャートは2007年10月11日に157ドルの最高値をつけた後2009年3月6日に67ドルの最安値まで約57%暴落したときのチャートになります。

矢印の範囲のチャートを拡大し、出来高の増加に関わらず値動きが無い、もしくは下落している売り抜けポイントをチェックします。

天井付近で3週間の短い期間で5回の売り抜けがあることが分かります。

上昇相場を支えていた機関投資家が売り抜けることで、買い圧力が減少しマーケットが下落に向かっていることが見て取れますね!

天井後のマーケットの動き

売り抜けによる下落からの反発が弱いと下落の可能性が更に大きくなります。
下に挙げた条件を確認して下降トレンドである事を確認しましょう。

チェックポイント

・下落した翌日は反発し2日目も寄りつきは強いが引けに近づくと下落
・3,4,5日目と株価は上昇するが出来高は前日よりも減少
・平均株価の上げ幅が前日よりも少ない
・平均株価が前につけた高値から直近の安値の値幅の半分も回復していない

上の条件を満たしていると株価の上昇の勢いが弱いことを示しています(T-T)
そのときは、保有株の割合を減らし下落相場に備えましょう!

まとめポイント

・出来高増加にも関わらず株価の上昇が小さいor下がるときは売り抜け
・売り抜けを複数回確認したら、注意シグナル(ポジションの調整が必要)
・売り抜け後の反発が弱いと本格的に下落の可能性高い

☆マーケットの底を見極める方法☆

主要な平均株価が引けで上昇

主要な指数が引けでの上昇を見せたときが相場転換の1日目

出来高を伴う上昇を確認
チェックポイント

4日目以降に主要な平均株価が前日よりも大幅に出来高を増やして上昇
1.2.3日目に続けて出来高を伴う強い上昇(1.5-2.0%以上)

注意:弱気相場が底をつけた後も調整で株価の下落はよく見られるそうです。
しかし、この下落が過去数週間の安値の上かその近辺で止まるならより強い上昇基板が作られたと考えて良いみたい!

2007年からの下落相場を見てみましょう
底のチャートと他の部分を見比べることでこの条件が正しいのかどうかもチェックしていきます!

①のチャート

1日目引けで上昇
2日目+2.4%
3日目+0.84%

3日目の上昇率が低くその後の上昇も出来高が減少していることから底ではないと判断できます!

②のチャート

きれいに上昇しているように見えますが、日付が進むにつれて前日と比較して出来高がかなり減っていることが見て取れますね。
このことから出来高を伴わない上昇でありまだ底では無いと判断できます。

③のチャート

初日に上昇し、2日目、4日目、8日目に出来高増加を伴った株価の上昇が確認できますね。
このことから底だと判断できます!

コロナショックの分析

まずはコロナショック時のS&P500の天井のチャートです

出来高の増加を伴いながら四日間下落、すなわち売り抜けが見て取れますね。
この四日目の時点で逃げるだけでー10%の損失で済んだわけです。

ですが、実はこの一か月前くらいから天井が近い兆候が見られていました。
下のチャートはコロナ前の一月から三月のS&P500のチャートです。

出来高が増加しつつも、株価が下落もしくは値動きのない日が1/3-1/31までの一か月間で4回確認されています。
これは相場の天井が近いことを示しており、コロナショックはただのきっかけであったとも言えるかもしれません。

次にコロナの底を分析してみましょう!
下のチャートはコロナの底の日足チャートになります。

三日間連続で大幅上昇が見られており、十分な出来高を伴っています。

この手法を知っていればコロナの底も判断できたかもしれませんね!

ただ、短期間での下落であったため常に出来高が大きく、出来高による判断は難しいとも感じました。

まとめポイント

1.主要な平均株価が引けで上昇
2.4日目以降に主要な平均株価が前日よりも大幅に出来高を増やして上昇を継続 or
  1.2.3日目に続けて出来高を伴う強い上昇(1.5-2.0%以上)

毎日5分でもマーケットをチェックすることで相場の動きを把握し、目を慣らしておく必要がありそうですね。

まとめ

以上がCAN-SLIM編になります!!

最後のM、いかがでしたでしょうか?

正直、内容が濃すぎてブログでは1%も説明できていない気がします。(というかそもそも100%は理解できてない笑)

それでもエッセンスは伝えられたんじゃないかなと思ってます笑

この本、ほんとに為になる本なので良ければ是非皆さんも読んでみてください!

ではまた次の記事でお会いしましょう(^_^)

リンクを貼っておきます。投資を始めるなら読んでおいて損は無い本だと思います(^_^)

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